[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・・・数週間前の出来事・・・
いつも通り庭でハッスルしてた2匹が、一瞬に同時に何かを感じたらしい
ギョッ!とした2匹の雰囲気に普通じゃない気配を感じ、2匹が見つめる先を私も覗いてみた。
そこには、野生の『タヌキ』
それは決して写真や絵で見る可愛らしいポンポコリンのタヌキではなく、
瀕死のボロボロになったタヌキでした。
皮膚はボロボロで体中瘡蓋の様子。
更に目も見えていないようだった。
私がそっと近づくと気配は感じるのか、恐怖でキョロキョロし後ずさりしていました。
ギュッと胸が詰まりました。
こういう場合、人間が手を出す事は簡単だけど、
野生で生きる彼らに人間が手を出していいものか考えた。
動物病院へ電話し、対応を委ねる。
『野生はそういうもの。手は出してはいけない。』
うん。そうだ。そうなんだ。
手を出したことによって、モモと花梨にも病気がうつる可能性が大。
『可哀想』だけではどうすることも出来ない。
キレイごと並べて、見ないフリをした。
でも気になる・・・
しばしタヌキを見ていたら、トボトボとゆっくりと畑へ歩いて行き、私の前からいなくなった。
改めてギュッと胸が詰まった。
私が今住むこの場所、昔は彼らが住む場所だったんだろう。
今こうして私がモモと花梨と暮らしている場所は、彼らの犠牲の上に成り立っているものではないか。
野生動物の辛く悲しい状況は、決して遠い場所やTVの中の出来事ではない。
こんなにも身近にあるものなんだと始めて思い知らされた。
今までエラそうに口にしていた自分が恥ずかしかった。
人は生きる為に必ず何かの恩恵に授かっている。
泣けて泣けて仕方なかった。
おまけのオッサン(主人)との生活日記です。
母ちゃんの私は猫と酒とタバコがないと生活は無理!
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |